【DAY1】2024.3.15 Co-Sou ビジネスコンチェルト in 名古屋 開催レポート
2024.6.5
この度名古屋で初開催となりました。『Co-Sou ビジネスコンチェルト』
総勢18名の方が参加してくださり、2週間という時間を使い、新しいコト・モノ作りを実現するため奮闘しました。その風景を皆様にレポート致します。
【概要】
<スケジュール>
DAY 1:2023/3/15
DAY 2:2023/3/16
中間オンラインコーチング:2023/3/22・3/23
DAY 3:2023/3/31
<参加者>
参加人数:20名
審査員:畑拓磨・和性真澄・吉田康隆・渡辺一紀
メンター:吉田洋介・實廣亜希子・榎本裕人
運営メンバー:服部和雄・古田正義・稲垣雄貴・林優生(記)
<主催>
萩原エレクトロニクス
【DAY 1】
仕事終わりの18時半、コラボベースNAGOYAにて参加者の皆様が続々と集合。
受付には名簿と何故かきのこの山とたけのこの里が…名簿にチェックした後に一言聞かれます。
「あなたはどちら派ですか?」
答えた方のチョコ小袋と野菜生活、付箋を渡され参加者の皆様の受付は完了。ほとんどの方が初対面のため距離を空けて席についていきます。
そして19時、司会を務める稲垣の挨拶からビジネスコンチェルトがスタートしました。
季節的にインフルやコロナが流行っているにも関わらずたくさんに方に参加いただき大変嬉しい気持ちを伝えつつ、アイスブレイクの時間に入ります。
そこでこのようなことを稲垣さんが言いました。
「皆様は受付で究極の選択をしました。」
きっとあのことだろうと参加者の皆様が思ったことでしょう。
更に
「きのこ派の人立ってください。」
と言われ、スッと立つ男性4名。そう、きのこ派は稲垣さんを含め5人しかいなかったのです。そのきのこ派の男性4名を目印にグループを作成。4名グループが綺麗に4つ出来上がり、アイスブレイクタイムが始まります。
1人1分の制限時間の中「フルネーム」と「呼んで欲しい名前(ニックネームなど)」は必ず答え、それ以外の内容は自由!というルールの中順番に自己紹介が始まります。
少しぎこちない中でも笑顔がこぼれだし、お互いのことを知っていきました。
ほどよくお互いのことを理解したタイミングで、次は運営の詳細をさせていただきました。
主催の服部の挨拶からスタート。元々新しいコトを作るのが好きな服部。自身も様々なビジコンに参加をしてきた中で、せっかくなら自分でもそのようなプラットフォームを作ってみればいいのではないか!と思い立ち上がったこと、そしてなにより今回の思いとして強いのはみんなでこの場を作り上げて行きたい、輪を広げて行きたいという思いです。そのことをこの挨拶で伝えました。
そして次に古田と私からご挨拶をさせていただき、会場にいる全員がお互いのことを知っていきます。
改めてこの「ビジネスコンチェルト」とは何かを説明致します。
今回のビジネスコンチェルトの特徴は、2つあります。
1つ目は「2週間時間があるということ」
2つ目は「評価項目がすべて明かされていること」
一般的なアイディアコンテストは、開催期間が数日であることが多く、どうしてもその期間で思考したことはどこか現実味がなかったり、突貫工事感が否めなかったりします。(だって発表することがゴールですもんね。)
しかし今回は初めの2日間はCo-Sou側で場所を提供しますが、発表までの2週間は自由に時間を使ってOKです。長すぎず短すぎない丁度良い期間だからこそ、よりリアリティーある企画を練ることできます。
更に順位を発表したのち、各評価項目をモノ・コト・投資魅力部門と分け、どこに審査員が魅力を感じたかを数値で視覚化します。
何故このような2つの特徴を持たせたかというと
『継続/実現していく為の課題を明らかにしてイベントで終わらない協創活動を実現させる』
ためです。せっかく出会って時間を使うならば、この世の中にそのアイデアを実現させたくないですか?その支援までもCo-Souは行います。このビジコンはそのような想いと仕組みを持って開催されているのです。
という詳細をお伝えしたところで、現場ではアイデア出しの練習をしていきます。
男女分かれて二人一組を作り、2対2でアイデア出し対決です。
その場で出てきた2つのテーマをかけ合わせて新たなアイデアを生み出していきます。
第一に出てきたテーマは「なかやまきんにくん×電子レンジ」この2つでどんな商品を作りますか?です。
両者共に考えアイデアを出していきます。
「この電子レンジを使うと中の食品が筋肉増強の効果を得る」
「大会に向けてアレンジされた冷凍弁当の提供」
など考える時間が短い中で出てくる限りの提案を発表していきます。
※ちなみに私はカメラを持ちながら「出来上がりを知らせるベルの音を ヤー!! にするやろ」と思ってました。
その他にも「綾瀬はるか×冷蔵庫」「総理大臣×お掃除ロボット」など個性的なテーマでアイデア出しをチームごとで行っていきます。
真剣に考えるチームや”少しだけ”ぶっとんだアイデアを出すチームなど現場は大盛り上がり!
こちらでアイデアの掛け算のやり方が分かったら二人チームは解散し、次のセクションへ!
一人で席に座ってもらい、次に使うのは受付で貰った付箋です。
世の中のサービスはすべて誰かの不平不満から生まれて来ています。そのため、皆さんが今解決したいこと・今欲しいものをひたすらに付箋に記入していただきます。制限時間は20分!どんどん記入していきましょう。
しかし意外や意外…大人になると中々出てこないのが現実です。
初めの1・2枚は簡単に出てくるけど…数枚書いたら意外に悩んでいないことに気付きます。当日参加者のお子さんもいらっしゃったのですが、小学生の筆のスピードは全然違う。付箋が無くなってしまうのでは?というスピード感で希望・欲しいサービスを書いていました。内容を見ると「お姉ちゃんとなかよくなる」など身近なもの。大人の皆様が頭を抱える中、子どもというのは本当に純粋だからこそ「欲しい」という思いに直結した内容を素直に書けるのですね。
さて、ある程度付箋を書きためた後は、また4人グループを組んで行きます。今から書いたアイデアをグループで発表していきます。
グループ分けと一緒に大きな白い模造紙を運営から渡されます。
発表の仕方や順番は自由です。ただ発表が終わった付箋を白い模造紙に張り付けていくことだけがルール。
皆さん思い思いにアイデアを出していき、発表された人のアイデアをチームメンバーが知っていきます。その時の会場の雰囲気はとても明るく、驚きのアイデアが出てきた時は笑顔で溢れていたのが印象的です。
そしてみんなの付箋が貼り終わった後、各グループ代表一人にどのようなアイデアがそのグループで出たかを軽く発表して頂きました。
「生活をより楽しめるアイデアや物と物が繋がりやすくなるアイデア」
「共感できたのは、やってはいけないことができるサービス・見ただけでカロリーがすぐわかるアイテム」
「生活雑貨の改良や生活支援サービスなどが多く出てきた」
などなど面白いアイデアがたくさん出てきたことがわかります。
各グループの雰囲気がわかったら、張り付けられた付箋を自由に見る時間です。5分程の時間で皆のアイデアを歩きながら見ていきます。
アイデアとは、一人で考えるものではありません。様々な人のアイデアを見ることにより「面白いなぁ」「すごいなぁ」「くだらないなぁ(笑)」などの感情を覚えることが更に次のアイデアに繋がるブレイクスルーになるのです。たくさん出てきているアイデアの中で「これいいなぁ。作りたいなぁ。わかるなぁ。」と思ったアイデアを見つけていただきます。
会場は美術館のように、ほほえみながら皆付箋を見ていきます。
全部のアイデアが見終わったところで、どのアイデアが印象的だったか・共感できたかを全員に発表していただきます。ここは直感が大事!一人持ち時間は30秒…!
「観葉植物用の扇風機が良かった」
「油ものを洗った後でも他の食器に影響が出ないスポンジ(特にカレーとか…)」
「子どもの作品を展示するミュージアム」
「兄妹喧嘩を止める方法」
「入れるとカフェインレスになるマグカップ」
「役所関係の手続きをもっと簡単にしたい」
など、それぞれ心に触れたアイデアを発表していきます。
これは発表を聞いていた私の主観ですが、参加者の皆様の中で【悩んでいること】【解決したいこと】の共通点があるなと感じました。
そしてアイデアを出すだけなら誰にでもできます。
今回のゴールはその実現!その過程にピッチが存在するだけです。
チームを組む前に古田より1つのテーマからピッチに仕上げた過程を説明させていただきました。
(なんと!こちらも一つの付箋から出来ている企画案です。)
たまたま2週間前に出てきたアイデアだったため、サンプルとしては丁度よく、皆さんも31日のピッチまであと2週間あるためそのイメージングをしてもらうように古田のピッチを見ていただきます。
ここまで来るとあとはチームを結成するだけです。(今日のチャックアウトはここ!)
先ほどの発表と付箋の系統を見て、自由に参加者同士で会話をし「私はこれをやりたいですが、あなたは?」とナンパし合いましょう。
撤収時間もあるため所要時間は5分だけ…無事チームは出来上がるのか…
一瞬で出来ました
なぜかって?それは皆共感した付箋の所に集まるからです。そして出来上がった6チーム。既に作り上げるアイデアも決まっています。このチームで2週間を駆け抜けましょう!
最後の今日の締めとして皆で集合写真を撮りました。みんなお仕事帰りだというのにいい笑顔!カメラマンの私も大変嬉しいです★
1日目はここで終了。チームとアイデアのテーマをひっさげいざ2日目へ!
DAY 2に続く
制作事務所ヒョウゲン屋 林 優生
あなたの事業・あなた自身の表現をお手伝いするクリエイター。大阪府在住。
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